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23日、中国とエストニアの間で中国製鉄道機関車の輸出に関する契約が結ばれた。欧州連合(EU)加盟国として初めて中国製の鉄道機関車を輸入することになる。写真は上海で開催された国際軌道交通展の中国北車ブース。
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2011年8月23日、中国北方機車車両工業集団公司(中国北車集団)は、同社の子会社である北京二七軌道交通装備有限責任公司がエストニアの鉄道貨物公社とエストニアの首都タリンで鉄道機関車の輸出に関する契約を結んだと発表した。中国のEU加盟国への鉄道機関車の輸出はこれが初となる。24日付で中国新聞社が伝えた。
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中国側は今後2年間で最大出力1500kWの電気機関車16台を2回に分けてエストニアへ輸出する。中国北車集団の責任者によると、鉄道の機関車は旅客車や貨物車をけん引する動力源で、出力によってけん引できる車両数や速度も決まる。そのため各国とも、特に欧米では機関車の輸入には厳しい条件を設定しており、今回エストニアがEU加盟国として初めて中国製の機関車を輸入することは大きな意味を持つと指摘した。
エストニア鉄道貨物公社は、入札に加わったEU諸国の車両と比べて、中国北車北京二七軌道交通装備有限責任公司の機関車は近代的なデザインや優れた総合的性能、EUの排出基準への適合を備えているとして、高く評価している。エストニアの鉄道専門家は中国を訪れ、現地で中国製鉄道の調査も行っていた。(翻訳・編集/岡田)
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