Record China 2011年9月3日(土) 19時43分
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1日、中国社会科学院が最近発表した調査報告によると、北京、上海、広州の3都市の住民の社会に対する信用度は年々低下の傾向にある。写真は北京のスーパー内に設置された食品検査所。
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2011年9月1日、中国社会科学院が最近発表した調査報告によると、北京、上海、広州の3都市の住民の社会に対する信用度は年々低下の傾向にある。人民日報が伝えた。
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メラミン汚染粉ミルク、違法添加物、リサイクル食用油などの食品安全性の問題が次々と発生し、食品会社の信用は地に落ちた。最近、さらにケンタッキーフライドチキンが粉末豆乳を、味千ラーメンが濃縮豚骨スープを提供していたことが判明するなど、大手の食品会社も信用できないという雰囲気が漂っている。
そういった企業だけではなく、根拠の無いことや矛盾したことを平気で公言する専門家に対しても、世間の目は厳しくなっている。政府に至っては、市民の給与水準が毎年増加していると公表されているが、実は政府が水増ししているのではと疑われるなど、不信感はもはや公然のものになっている。
このような習慣的な不信感は、人々の生活に大きな影響を与えていると言える。たとえ収入が増えたり、便利な生活を手に入れることができたとしても、常に物事を疑い、心配していては、本当の安心感や幸福感を味わうことができないからだ。本当の豊かさを手に入れるためには、中国社会は早急に信頼回復に力を入れる必要がある。そのためには、各政府機関や関連組織の、多くの時間と努力が必要となってくるだろう。(翻訳・編集/AN)
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