中国軍がチベットの軍備を強化、インドは「愚痴をこぼすだけだった」過去を反省―インド紙

Record China    2011年10月1日(土) 8時1分

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28日、中国とインドの国境紛争について、中国がチベット自治区の軍備を増強していることを警戒したインドが対抗措置を取る意向を示した、と中国紙が報じた。写真は昨年11月、新疆ウイグル自治区に向けて故郷を出発する新兵たち。

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2011年9月28日、中国紙・環球時報(電子版)は、インドの英字紙ザ・タイムズ・オブ・インディアの報道を引用し、中国とインドの国境紛争について、中国がチベット自治区の軍備を増強していることを警戒したインドが対抗措置を取る意向を示したと報じた。

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記事によると、インドのA.K.アントニー国防相は27日、今後2〜3か月以内に中国と新たな枠組みを作り、国境問題の解決に努力したいと歩み寄りの姿勢を見せた。その上で、「平和と安定」を両国の実効支配線問題の基調とし、紛争はあくまでも「異なる認識」によるものとの見方も示した。

だが、その一方で、中国が「強い侵略性」をもって国境付近の軍備を増強しているのに対し、インドは今まであまりにもおそろかだったと認め、「今後は『愚痴をこぼす』だけでなく、具体的な措置を取っていく」と表明。実効支配線沿線の防衛を強化し、中国に「効果的な威嚇作用」を与えたいとの考えも示した、と記事はインドの二面性を強調した。(翻訳・編集/NN)

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