2011年10月7日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは記事「スティーブ・ジョブズがアジア企業に与えた深い影響」を掲載した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

【その他の写真】

ジョブズ氏がアジアを訪問した機会はそう多くないが、同氏の決断はアジアに深い影響を与えた。ジョブズ氏の訃報を受け、多くのアジア企業幹部はおくやみを述べ、同氏がもたらしたイノベーションを高く評価した。

だがアジアに与えた影響はそれにとどまらない。アップル製品の部品調達、組み立ての多くはアジアで実施され、地域に多くの雇用をもたらした。また、シンプルさとスタイリッシュさを追求したデザインは、電子機器メーカーの枠を越え、多くの企業を啓発した。

先日辞任した現代自動車のスティーブ・ヤン最高経営責任者（CEO）は、同社のデザインはアップルの影響を受けたと今年初頭のインタビューで明かしている。（翻訳・編集/KT）