英国給与所得者の30%が貧困線以下の生活、華人は特に厳しく―英華字紙

Record China    2011年10月11日(火) 9時10分

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7日、英国人の生活水準は近年、急激に悪化している。給与所得者の30%が貧困線以下の生活を強いられているという。華人に限れば、その比率はもっと高いものとなる。写真はロンドンのチャイナタウン。

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2011年10月7日、英華字紙・華商報によると、英国人の生活水準は近年、急激に悪化している。給与所得者の30%が貧困線以下の生活を強いられているという。華人に限れば、その比率はもっと高いものとなる。中国新聞網が伝えた。

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英国では1999年に最低賃金制度が導入された。当初は時給3.6ポンド(約430円)だったが毎年調整されている。今年9月29日発表の新たな最低賃金は21歳以上で時給6.08ポンド(約725円)、18〜20歳で4.98ポンド(約594円)、16〜17歳は3.68ポンド(約439円)、学生は2.6ポンド(約310円)となった。

英労働組合会議は労働者90万人の収入増加につながると歓迎したものの、引き上げ額は不十分だと指摘。貧困人口を減らすために、時給8ポンド(約954円)への引き上げを求めている。

英調査機関ジョセフ・ロウントリー・ファンデーションによると、英国では給与所得者の30%が貧困線(1万5000ポンド=179万円)以下の収入しかないという。職種では外食、宿泊、観光、スーパーなどに集中している。また、記事によると、華人の収入は他の民族と比べても低く、最低賃金違反が横行している。(翻訳・編集/KT)

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