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10日、中国紙によると、「見た目がよい方が売れるから」という理由で、中国の市場に出回る多くのモヤシが、有害な化学物質によって漂白処理されているという。写真は実際のヤミ加工工場。
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2011年10月10日、中国・新京報によると、「見た目がよい方が売れるから」という理由で、中国の市場に出回る多くのモヤシが、有害な化学物質によって漂白処理されているという。同紙の記者が北京市の郊外にある漂白モヤシのヤミ加工工場へ潜入取材した。
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通称“保険粉”と呼ばれる亜ジチオン酸ナトリウムは、繊維や紙の漂白剤として使用される薬品。ところが、これでモヤシを洗浄することでみずみずしい真っ白な見た目をつくりだし、市場へ流通させている不届き者がいるという。今回、記者が発見した北京市郊外のヤミ加工工場は、40歳前後の夫婦が粗末な空き家の中でこの作業を行っていた。少し離れた場所で様子を伺い見ていた記者にも感じ取れるほどの異臭が漏れていたという。
漂白を経たモヤシはこの数年になって市場に登場したものらしいが、実際、よく売れるのだという。モヤシだけではなく、レンコンなどにも使用されているとも言われる。しかし、これらを長期的に食べ続けると目や呼吸器粘膜、肝臓などが侵され、がん化するおそれもある。(翻訳・編集/愛玉)
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