プーチン首相が中国を訪問=欧州からアジアへロシア外交の重心移動が加速―中国メディア

Record China    2011年10月12日(水) 10時19分

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11日、ロシアのプーチン首相が中国に到着した。12日まで2日間の訪問日程で、温家宝首相との第16回中ロ首相定期会議に臨む。写真は11日、北京の会議に臨むロシアのアレクサンドル・ジューコフ副首相。

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2011年10月11日、ロシアプーチン首相が中国に到着した。12日まで2日間の訪問日程で、温家宝(ウェン・ジアバオ)首相との第16回中ロ首相定期会議に臨む。プーチン首相の次期大統領選出馬表明後初の外訪ということもあり、海外メディアの注目を集めている。環球網が伝えた。

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メドヴェージェフ体制では、ロシア外交は主にメドヴェージェフ大統領が主導し、米ロ関係改善という成果をあげた。今回の訪中は大統領選再選を前にプーチン首相が外交の主導権を取り返した記念碑的な事件になるとロシア専門家は語る。今後、欧州からアジアへというロシアの重心シフトが加速すると見ている。ロイター通信も今回の訪中はプーチン首相が外交を掌握する前準備だと分析する。

今回の訪中ではプーチン首相は160人もの代表団を引き連れたが、その多くは財界関係者。中国との連携を経済成長につなげる構えだ。しかし、懸案の天然ガス価格交渉については難航が予想されるだけに、プーチン首相の手腕が注目される。(翻訳・編集/KT)

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