中国が世界第2の「富の創出源」に=貧富の差は急拡大―クレディ・スイス

Record China    2011年10月21日(金) 7時42分

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19日、クレディ・スイスが発表した第2回「グローバル・ウェルス・レポート」によると、中国は米国に次ぐ世界第2の「富の創出源」であることが分かった。写真は中国各地のブランドショップ。

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2011年10月19日、クレディ・スイスが発表した第2回「グローバル・ウェルス・レポート」によると、中国は米国に次ぐ世界第2の「富の創出源」であることが分かった。新華社通信が伝えた。

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報告によると、中国の富の総額は昨年1月から今年6月までに4兆ドル増加し、米国に次ぐ世界第2の「富の創出源」となった。総額では20兆ドルに達し、米国、日本に次ぐ世界第3位。さらに、このままの成長が続けば、中国の富の総額は2016年には39兆ドルに達し、日本を抜き、米国に次ぐ世界第2の富裕国になるとの予測も示された。これは米国が1968年から1990年まで22年かけて到達した水準に相当する。また、中国の成人1人当たりの富は今年、2万1000ドルに達し、前年の6000ドルの3倍以上に増加した。

中国の成年の37%は世界の富のピラミッドの中間層にあたる成人1人当たり1万ドルから10万ドルの富を持つ層に属しているが、一方で貧富の差は急速に拡大しており、5.8%は成人1人当たりの富が1000ドル未満、反対に2.3%が同10万ドル以上の層に属していることも分かった。中国の資産100万ドルを超える富裕層の数は今年初めて100万人を超えたほか、資産5000万ドル以上の超富裕層も5000人を超え、米国に次いで2番目に多い国となった。(翻訳・編集/NN)

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