メコン川に武装護衛船、解放軍兵士を派遣=中国人船員襲撃事件受け―中国

Record China    2011年11月8日(火) 18時0分

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6日、タイのメコン川流域で発生した武装勢力による中国人船員襲撃事件を受け、中国が安全対策として、武装した護衛船を出動させる準備をしていることが分かった。写真は10月16日、事件の影響でタイで足止めされ、無事帰還した中国の貨物船の船員ら。

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2011年11月6日、タイのメコン川流域で先月5日に発生した武装勢力による中国人船員襲撃事件を受け、中国が安全対策として、ラオス、ミャンマー、タイと共同で武装した護衛船を出動させる準備をしていることが分かった。7日付で人民日報(電子版)が伝えた。

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雲南省シーサンパンナ(西双版納)のメコン川船主協会、方友国(ファン・ヨウグオ)秘書長が明らかにした。4カ国は中国人船員襲撃事件を受け、先月31日に北京でメコン川流域法執行安全協力会議を開催。メコン川の安全確保問題で協力し各国が合同で法執行すること、同様の事件の再発を防ぐため協力体制を構築することなどで一致していた。

事件後、メコン川での運行は中断されているが、12月に再開が予定されている。そのため、中国政府は早速、商業船5隻を買い取り、護衛船に改装する準備に取り掛かっているという。方秘書長によると、護衛任務に就く「水上安全部隊」には水上警察ではなく、人民解放軍国境部隊の兵士が投入される。規模は約1000人になるという。(翻訳・編集/NN)

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