2011年11月10日、コメディ映画「八星抱喜」の撮影現場がメディア向けに開放され、ドニー・イェン（甄子丹）、ケリー・チャン（陳慧琳）ら出演者がインタビューに答えた。成報が伝えた。

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香港のお正月に、コメディ映画は欠かせない存在。中でも一番の話題作「八星抱喜」には、アクションスターのドニー・イェンをはじめ、コメディ女優として有名なサンドラ・ン（呉君如）、ルイス・クー（古天楽）、ケリー・チャンなど豪華キャストが顔を揃え、撮影が快調に進んでいる。

これまでの映画ではマッチョボディに男くささ全開だったドニーは、今作で売れないロック歌手役に。大きなサングラスとおかっぱカツラのとんでもない姿は、自分でも大のお気に入りだという。チャップマン・トー（杜[ﾐ文]澤）は、カツラと眼鏡を装着して著名映画監督のピーター・チャン（陳可辛）に変身。サンドラはチャン監督と長年パートナー関係にあるが、この日はニセモノのチャン監督にピッタリ寄り添い、取材陣へ大サービスしていた。

女性カメラマンを演じるケリーは、ルイスとカップル役。これまでの撮影ではルイスの裸ばかり見ていたため、「服を着ていると、なんだか違和感がある…」と漏らした。出演者がそれぞれ従来のイメージを脱した違う顔を見せており、香港映画ならではの脱力コメディが期待できそうだ。（翻訳・編集/Mathilda）