Record China 2011年11月11日(金) 18時17分
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11日、シンガポールのリー・シェンロン首相が日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について、歓迎の意向を示していることが分かった。写真はシンガポール。
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2011年11月11日、シンガポールのリー・シェンロン首相が日本の環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加について、歓迎の意向を示していることが分かった。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、ハワイ・ホノルルに到着したリー首相。出発前にシンガポールで米CNBCの取材に応じ、日本のTPP交渉への参加について「日本の参加は良いこと。発足メンバーのシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドのほか、ベトナムとマレーシアも参加の意向を表明している。東南アジアだけでなく東アジアから日本が参加すれば、TPPのアジア太平洋地域における存在感が増す」などと述べ、歓迎の意向を示した。
また、中国が交渉に参加する可能性については「中国の場合は経済的な問題だけでなく、政治的な問題もあるだろう。彼らは参加を検討する段階にまで来ていないのではないか」との見方を示した。
TPPは現在、発足時の4カ国のほか、オーストラリア、ペルー、ベトナム、米国、マレーシアの5カ国が参加を表明している。昨年、横浜で開催されたAPEC首脳会議に合わせてこの9カ国で会合が開かれ、日本もオブザーバーとして参加した。(翻訳・編集/NN)
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