<レコチャ広場>日中間の航空料金、3000円時代の到来―日本

Record China    2011年11月13日(日) 11時37分

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11日、中国語や中国問題のスペシャリストとして中国国家要人の通訳を数多く担当し、現在も政府、民間両分野で活躍している青木麗子氏は、中国のブログサイト・鳳凰博報に「日中間、航空直行便300元時代の到来」と題した記事を発表した。写真は春秋航空。

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2011年11月11日、中国語や中国問題のスペシャリストとして中国国家要人の通訳を数多く担当し、現在も政府、民間両分野で活躍している青木麗子氏は、中国のブログサイト・鳳凰博報に「日中間、航空直行便300元時代の到来」と題した記事を発表した。以下はその内容。

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11月1日、格安航空会社(LCC)として日本の各方面から注目を集めている上海春秋航空の王正華(ワン・ジョンホア)会長と佐賀県の古川康知事が佐賀市内のホテルで、上海・佐賀間の定期航路開通について正式に調印した。筆者はビジネスコンサルタントとしてこのプロジェクトに携わってきた。

この1年間の交渉において、困難や問題に少なからずぶつかったが、古川知事をはじめとする佐賀県担当者のプロジェクトに対する思いと熱意が王会長や関係者の心を動かし、定期航路の実現に至った。調印式の席上、王会長は「路線の開通を契機に、両地区および両国間の往来と経済協力はより一層拡大されるだろう」と語った。

上海・佐賀間の定期航路は、日中双方の民間航空管理部門の承認を得て、12年1月18日から正式に運航開始する。運航は週3往復の予定だが、当面は週2往復でスタートし、週3往復の早期の実現に向けて努力していくという。

春秋航空は日本ではこれまでに、茨城空港および高松空港との間に定期航路を開通しており、佐賀空港を結ぶ路線は3番目となる。佐賀から上海までの距離は890kmしかなく、所要時間はわずか1時間半。また、佐賀空港から上海までの最低料金(片道)は、春秋空港が日本で開通している路線のうちで最も低価格の3000円を予定しているという。

筆者は、春秋航空の就航が佐賀県および九州全体に活力をもたらすと信じている。佐賀県は、九州の経済の中心で人口500万人を有する福岡県と観光の中心である熊本県に隣接しており、地理的に大きな優位性を持っている。この路線が将来的にはバスに乗るような感覚で誰もが飛行機を利用するよう、重要な航空路線となることを期待している。(翻訳・編集/HA)

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