Record China 2011年11月17日(木) 9時12分
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14日、香港上海銀行(HSBC)が発表した世界調査報告書で、6割を超える中国人女性が家計の決定権を握っていることがわかった。家事は2人で行い、家計は女性が握るという現代中国の家庭像が浮かび上がる。写真は中国の家計簿。
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2011年11月15日、台湾・中央通訊社の報道によれば、香港上海銀行(HSBC)が14日付で発表した世界調査報告書で、6割を超える中国人女性が家計を握っていることがわかった。その他の国では平均53%であることと比較すると、中国人女性は世界の女性の中でも最も家庭での財務決定権を持っているといえる。
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HSBCの「家庭財務設計、将来のリタイヤ後の生活」という調査報告書では、家計の決定権を持っているのは誰かという質問に対して、63%の中国人女性が自分だと答え、男性の58%より5ポイントも高い結果となった(各家庭の夫と妻の“主観的”回答であり、回答の合計は100を超えている)。
その他の国や地域の結果は、65%の男性が家計を握っていると答え、女性の53%を大きく超えている。家庭の日常生活の管理については、世界では37%の女性が主に担っていると答え、男性の34%を超えた。中国人女性は38%で、男性の35%よりは高かった。また、半数を超える中国人が、夫婦共同で家庭生活の切り盛りをしていると回答している。
また、自分は資産運用の知識に精通していると回答した中国人はたったの4%、女性ではさらに1%にとどまり、アンケート対象のすべての国や地域の中で最低の結果だった。(翻訳・編集/渡邊英子)
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