2018年1月21日、観察者網によると、20年東京五輪の開催に向け、東京都などが地下鉄などのラッシュ解消を目指していることを受け、中国のネット利用車の間ではさまざまな意見が出ている。

東京の地下鉄の混雑は内外に知られている。日本メディアは21日、「東京五輪期間中の交通問題解消は重要課題の1つである」と報道。19日には東京都や地下鉄運営企業の代表が五輪中の交通問題について協議し、「混み合う地下鉄に乗り慣れない外国人客への対応」についても話し合われた。

ラッシュ時の東京の地下鉄について、中国のネット上にもさまざまな意見が上がっており、「1本当たりの車両の数を増やせばいい」といったものから、「杭州に学べばいい。大会期間中は市民は旅行に出かけ、終わったら戻ってくる」「北京に学べばいい。五輪期間中は会社は休み。出勤しない」といったものも。また、「地下鉄の線路を二階、三階建にすればいい。日本は空間利用が得意なはずじゃないのか？」という声もみられた。

このほか、「日本は世界中で中国と高速鉄道の受注競争をしているのに、なぜ自国のラッシュは解決できないんだ」というコメントも出ていた。（翻訳・編集/大宮）