流浪の明代皇帝?石棺は誰のもの?歴史的発見の謎を解く―広西チワン族自治区南寧市

Record China    2011年11月19日(土) 21時13分

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16日〜18日にかけ、中国・広西チワン族自治区南寧市で「上思と明時代の歴史文化」という学術討論会が開催される。

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2011年11月16日〜18日にかけ、中国・広西チワン族自治区南寧市で「上思県と明代の歴史文化」という学術討論会が開かれ、区内外から数十人の専門家や学者が参加している。南寧晩報が伝えた。

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この討論会は、2008年に同市の上思県で発掘された2基の石棺について研究討論すべく開催される。

石棺は2008年10月、建設会社が作業中に発見し、遺留品や棺の特徴から皇族の棺と考えられた。この発見は国内外の考古学界から注目され、国内では度々特集を組まれ報道されていた。

また、同県の民間の言い伝えとの類似点もあり、明代2代目皇帝・建文帝の墓との仮説も。建文帝は皇帝の地位を追われた後、雲南省・貴州省・四川省を含む西南地方を流浪したとの言い伝えがある。しかし、決定的な手掛かりがないために墓主は断定できないまま。それだけに、今回開催される討論会で謎が解き明かされることを期待する人は多い。(翻訳・編集/内山

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