<中華経済>自動車メーカーの吉利集団が海外高利貸で債務危機か―中国

Record China    2011年11月19日(土) 6時28分

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18日、中国の各メディアは、浙江省に拠点を置く民営自動車メーカーの吉利集団が、海外の高利貸を利用して債務危機に陥っていると報じた。

2011年11月18日、中国の各メディアは、浙江省に拠点を置く民営自動車メーカーの吉利集団が、海外の高利貸を利用して債務危機に陥っていると報じた。負債率は1年あまりで73.4%に悪化している。中国の各メディアが伝えた。

金融情報誌「証券市場週刊」の調べによれば、同集団は2011年上半期(1−6月)以前から、米TPGキャピタルやカーライル・グループといった国内外の大手投資ファンドと接触し、資金調達に奔走しているが、多くの投資ファンドは同社の返済能力に疑問を抱いており、リスクの大きさから融資を拒否しているという。

同社の負債総額は2008年に47億8000万元だったが、10年には710億7000万元にまで急増。総資産有利子負債比率は73.4%にまで膨れ上がっている。同社はあらゆる手を尽くしている模様だが、資金調達経路は徐々に狭まっているのが現状だ。

一方、同社傘下で香港に上場する吉利汽車は債務危機を否定し、公告で「十分な返済能力があり、負債比率は合理的な水準にとどまっている」と主張している。(翻訳・編集/JX)

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