慌てて準備した?東京の領土展示館を訪れた韓国人記者の感想は…

Record China    2018年1月26日(金) 12時20分

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25日、韓国・ニューシスによると、東京にオープンした竹島と尖閣諸島の資料を展示する「領土・主権展示館」に韓国人記者が訪れ、中の様子を伝えた。資料写真。

2018年1月25日、韓国・ニューシスによると、東京にオープンした竹島尖閣諸島の資料を展示する「領土・主権展示館」に韓国人記者が訪れ、中の様子を伝えた。

同展示館があるのは東京・日比谷公園の市政会館の地下1階。記者は、「小さな案内のみで目立たないが、日本の若者に明確な領土観を教育する展示館が足りないとの趣旨で建てられただけに、学生の教育の場になるものと予想される」としている。

展示スペースはおよそ30坪で、竹島や尖閣諸島、そして少しではあるが北方領土に対する内容も展示されているそうだ。入口には日本語をはじめ、英語、韓国語のパンフレットが置かれているが、中国語はないとのこと。職員3人が常駐しており、開館時間は平日午前10時から午後6時まで。

取材陣を対象に同日午前9時から行われた展示館オープンイベントでは、江崎鉄磨沖縄北方担当相が見学後に「竹島・尖閣諸島が日本の領土という事実を知らせることができる場所ができてうれしく思う」とし、展示室の常駐職員数について「より多くの人員が常駐しなければ、より広く知らせることができない」と指摘したとされる。また、取材陣の中には島根県の地方放送局の記者もいたそうで、韓国人記者に対し「韓国人としてどう思うか」と質問するなど、一時微妙な雰囲気が漂ったりもしたという。

同展示館については、昨年11月に日本政府が「2017年度中に展示館を設立する計画」と明らかにしており、メディアでは今年3月頃のオープンを予想していたところも。それもあってか、記者は「関連資料や模型、案内しかなく、急いで準備したような感じがした」との感想を伝えている。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「独島(※竹島の韓国での呼称)は韓国の領土!!」「日本よ、君たちの領土は十分に広い。現状に満足すべき。それなら僕たちは対馬の歴史を明らかにし、韓国に所有権があることを教えてあげようか?」「子どもたちにうそを教えようだなんて、日本に未来はない」「これを機に独島に慰安婦像と歴史館を造ろう」「日本の一般国民は全く関心ない。ただの政治ショー」など、やはり反対の声が圧倒的に強い。

また、一部からは「日本の緻密さは警戒すべき。長期戦に持ち込めばいつかは勝てるという信念を持っているから」「韓国のお偉いさんは何してるの?根本的な対策もせず、口で『独島は韓国の領土』と言っているだけ」「力もなく友達もいなければ、独島のみならず済州島も取られてしまう」などと警鐘を鳴らすコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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