国内最大、砂漠の淡水湖で魚類が絶滅の危機―陝西省楡林市

Record China    2011年11月24日(木) 11時7分

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21日、新華ネットの報道によると、中国・陝西省楡林市に位置する砂漠の淡水湖で魚類が絶滅の危機を迎えているという。写真はゴビズキンカモメ。

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2011年11月21日、新華ネットの報道によると、中国・陝西省楡林市に位置する砂漠の淡水湖で魚類が絶滅の危機を迎えているという。

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陝西省と内モンゴル自治区の境、神木県西北部にある紅[石咸][シ卓]は中国最大の砂漠淡水湖。絶滅危惧種に指定されている渡り鳥・ゴビズキンカモメの世界最大の生息・繁殖地であり、陝西省北部で最も重要な漁業拠点でもある。漁獲量は最高で年360トンである。

湖の周囲は、石炭の埋蔵量が豊富。近年は炭鉱の増加に伴って地下水の水質に変化が起きた。また、湖に流入する河川のうち主要2本の上流でダムを建設したために、湖の急速な縮小を招いた。湖の水位は現在、毎年20〜30cmのペースで下降している。

面積も、1996年の67平方キロメートルから、現在は41.8平方キロメートルまで縮小した。pH値は9.6に達し、魚が生存できるレベルを大きく超えてしまったという。(翻訳・編集/内山

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