辰年のベビーブーム到来、ベビー用品市場に投資のチャンス―中国

Record China    2011年11月23日(水) 9時37分

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20日、中国では2012年の辰年を前にベビーブームを迎えており、国内外の企業にとってビジネスチャンスとなっている。写真は北京のショッピングモールで販売されているベビー用品。

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2011年11月20日、米ブルームバーグによると、中国では2012年の辰年を前にベビーブームを迎えており、国内外の企業にとってビジネスチャンスとなっている。21日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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中国国家統計局のデータによると、世界第2位の経済体となった中国は2005年〜2020年に人口増加のピークを迎える。国連のデータでは、中国の人口は2009年の13億3400万人から、2020年には13億8800万人に増加すると見られる。

2012年の辰年のベビーブームについて、香港プリンス・オブ・ウェールズ病院産婦人科の張徳康(ジャン・ダーカン)主任は「龍は中国では皇帝の権力と富の象徴のため、辰年の新生児の出生率はほかの年に比べて5%高くなる」と述べた。このベビーブームは2〜3年続くと予測されている。

辰年のベビーブームでミルク、紙オムツ、ベビー服などの需要が増え、多くの企業の売り上げが増加すると予測されている。収入の増加により中国の親たちが子供に使う費用もますます多くなっているが、中国の乳業やベビー用品メーカーの競争は激しい状態だ。なぜなら、消費者は中国のブランドの信用度は低いと考えているため、消費者の多くは海外企業の商品を選ぶ傾向にあり、特に乳幼児向けの食品業界では、すでに外国企業が主導権を握っている。(翻訳・編集/若林亜希)

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