2014年12月11日、米ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ（VOA）中国語サイトによると、河北省警察当局がブローカーによって中国に売り飛ばされたベトナム人花嫁100人余りの所在を調査している。

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中国メディアによると、調査対象となっているベトナム人花嫁はいずれも11月末に河北省邯鄲地域の複数の県で行方がわからなくなっている。地元役人は組織的な行動が背景にある疑いがあると話している。地元警察当局によると、国際的な結婚サービスや仲介は違法であり、人身売買に関係している可能性もある。

行方がわからなくなっているベトナム人花嫁の家族は、仲介料を受け取ったブローカーが女性をさらに他の土地へ連れて行き、再び別の人に嫁がせているのではないかとの疑問を強めている。ベトナム人ブローカーの行方もわからなくなっている。

近年、男女比不均衡などの人口問題を抱える中国では、辺境の貧しい農村部を中心に、東南アジア各国に花嫁を求めることが一般的になりつつある。（翻訳・編集/岡田）