日本の小学校の登下校がすごい、スクールバスがなくても子どもたちは安全―中国紙

Record China    2011年11月26日(土) 13時2分

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24日、新快網は記事「スクールバス制度がなくても生徒の安全は守られている」を掲載した。写真は24日、広西チワン族自治区の幼稚園。送迎車の定員オーバー問題を解決するため、村政府幹部が運転手となる制度が始まった。

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2011年11月24日、新快網は記事「スクールバス制度がなくても生徒の安全は守られている」を掲載。中国とは違う日本の状況を伝えている。

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先日、中国では幼稚園送迎車がトラックと衝突し、21人が死亡するという痛ましい事故があった。定員9人の車に64人が乗るという深刻な定員オーバーが被害拡大の要因だった。交通事情が悪い中国では、保護者の送り迎え、スクールバスでの送迎が一般的だ。

一方、日本はと言うと、車での送迎は極めてまれだ。子どもたちは時間を決めて集まり、集団で登下校するケースが多い。それでも問題が起きることは少なく、事故などの問題があれば学校や保護者、警察が相談し、改善策を協議する。

単に子どもたちの安全が守られているだけではなく、社会のコストも少ない。中国では登下校の時間となると、学校前は送迎の保護者で大混雑するが日本ではそうした無駄はないからだ。

こうした日本独特の集団登下校が可能なのは、日本人の教育方針と関係しているのかもしれない。親が送り迎えしようものならば過保護だと見られるし、子どもも友達からからかわれると喜ばない。日本人はこうして独立と秩序の精神を養っている。(翻訳・編集/KT)

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