日本人選手がマラソン大会でライバルにドリンクボトルを渡す感動の一幕、一方、中国人選手は…―香港メディア

Record China    2018年1月30日(火) 15時20分

拡大

29日、香港メディア・明報は、大阪国際女子マラソンで日本人選手がドリンクボトルを取り損ねた他の選手に自分のボトルを渡す一幕が見られた一方、香港で行われたレースでは中国人選手が沿道の市民の水を奪って飲み、失格処分を受けたと報じた。資料写真。

2018年1月29日、香港メディア・明報は、大阪国際女子マラソンで日本人選手がドリンクボトルを取り損ねた他の選手に自分のボトルを渡す一幕が見られた一方、香港で行われたレースでは中国人選手が沿道の市民の水を奪って飲み、失格処分を受けたと報じた。

28日に行われた大阪国際女子マラソンのレース中、先頭集団にいた日本の松田瑞生が、給水所でドリンクを取り損ねた安藤友香に自らのドリンクを手渡す一幕があり、その様子がテレビで中継された。松田は2時間22分44秒の記録で優勝、ドリンクをもらった安藤も2時間27分37秒で3位に入り、それぞれ来年9月の東京五輪選考レースの参加資格を得た。松田はレース後にドリンクを渡した理由について「ライバルと正々堂々と試合をしたかったから」と語っている。

記事はこの出来事を紹介する一方で、同日香港で行われた100キロトレイルランニングレース「HK100」での出来事を紹介。このレースでは、中国本土の選手が9時間28分35秒の好記録で最初にゴールテープを切るも、「給水所ではない場所で給水を受けた」として失格処分を下されたという。

この選手は途中で沿道の市民が持っていた水のボトルを取って飲んだという。本人は「路上の歩行者とのコミュニケーションミス。自分が持っていた空のボトルと交換することを歩行者が承諾してくれたと思い込んでしまい、ボトルを取ってしまった」と釈明するとともに、衝動的な行動に出たことを謝罪している。

しかし記事によると、ボトルを取られた市民の同行者は「選手は友人のリュックサックから水を奪った。常識では考えられない行為」と指摘しており、証言に食い違いがあるという。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携