支持率低下の文在寅大統領、南北合同チーム結成問題に遺憾表明=韓国ネットからは厳しい声

Record China    2018年1月31日(水) 11時50分

拡大

30日、韓国の文在寅大統領が、自身の支持率低下の原因となった女子アイスホッケーの南北合同チーム結成問題について遺憾の意を示した。資料写真。

2018年1月30日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、自身の支持率低下の原因となった女子アイスホッケーの南北合同チーム結成問題について遺憾の意を示した。韓国・イーデイリーが報じた。

記事によると、文大統領は同日午後、大統領府の迎賓館で開かれた長官・次官ワークショップで「女子アイスホッケーの合同チーム結成は南北関係を改善し、平和五輪に向けてもいいことと思っていたが、選手らの立場を事前にしっかりと考えられなかった」とし、「数字の問題ではなく、(国民)1人1人が重要だ」と伝えたという。

また「多数が賛成しても反対する少数が強ければ難しい。少数だからといって無視せず、事前に説得する努力が必要だ」と述べ、「新政策を推進する際は省庁内部および関連省庁、利害関係者グループ、企業、労組、地域住民であれ、注意深く立場を考えてあげてほしい。反対する人たちと事前に協議をし、説得したり対応策を立てたりして推進してほしい」と呼び掛けたとされる。

この他にも「革新の最大の敵は過去のやり方のようだ。世の中は急速に変わるのに、公職社会は過去のやり方を変えることを恐れている。過去に縛られ過ぎず、新しいやり方を試してみようという心構えを持ってほしい」と呼び掛けた。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「自分が決定しておいて今さら何?」「いつ多数が賛成したって?(笑)」「口だけは立て板に水。行動で見せてくれ」「これじゃ(国民と)疎通するどころか、ただのショー」「文在寅大統領は表向きは過去政権の弊害清算を掲げてるけど、実際は不通の独断(政治)。朴槿恵(パク・クネ)元大統領は無能だったけど、文大統領には嫌悪感を抱く」など厳しい声が相次いでおり、お世辞にも民意を得たとは言いがたい。

ただし、開幕が目前に迫った平昌五輪については肯定的な意見が目立ち、「女子アイスホッケーの選手ファイト。平昌五輪が成功しますように」「五輪の成功と共に韓国の国益向上をお祈りします」など祈願コメントが寄せられた。(翻訳・編集/松村)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携