「80後」世代にニートが常態化、衣食以外にマンションや車も―中国

Record China    2011年12月3日(土) 19時17分

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29日、中国では1980年代生まれ世代にニートが常態化している。衣食だけでなくマンションや車の購入も親に頼っており、彼らの親たちもそれを望んでいるという。資料写真。

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2011年11月28日、羊城晩報によれば、中国では1980年代に生まれた「80後」世代にニートが常態化しており、彼ら自身の多くも、親に頼る生活から抜け出せなくなっていることを認めているという。一方、彼らの親たちも可能な限り子供の負担を軽くしてやろうと、家や車を買い与え、カード決済の支払いまで援助している。

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上昇を続ける不動産価格に高価な自家用車、ガソリン代も高騰しており、80後世代を取り巻く環境は厳しさを増している。そうした中、就職難にも見舞われている彼らの中には、親に頼る生活を送るニートが増加しているものと見られている。

一部には、仕事に励んだ結果、家も車も自分たちの力で購入したという夫婦もいるが、記者がインタビューした中ではこうした例はごく少数だという。とくに大学を卒業したばかりの人の多くは、給料のすべては生活費に消えてしまい、口々に「マンションや自動車の購入は親に頼るしかないし、親もそれを望んでいる」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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