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28日、中国人コラムニストの邱林氏は、中国人実業家のアイスランドの土地買収申請が却下された背景について、「中国人の富豪は一部の国にとって面倒な存在だ」と主張した。写真は黄怒波氏。
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2011年11月28日、中国人コラムニストの邱林(チウ・リン)氏は、中国人実業家・黄怒波(ホアン・ヌーボー)氏によるアイスランドの土地買収申請が却下された背景について、「中国人の富豪は一部の国にとって面倒な存在だ。つまり彼らが過度に金を持っていると、自国民との競争が勃発する。新興国が海外投資する際に必ず通る道だ」とブログで主張した。以下はその概要。
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アイスランド政府はこのほど、黄氏の土地買収申請を却下した。表向きの理由は「法的要件を満たしていないため」。しかし、実際には一部議員が黄氏と中国政府の関係を懸念し、「リゾート開発に向けた買収は口実。裏に軍事的意図があるに違いない」と主張したためだ。しかし、黄氏が買おうとした土地は、国土のたった0.3%。観光目的で作るホテルやゴルフ場をどう軍事転用するというのか。
アイスランド側が反発する本当の理由は、中国人富豪に対する警戒感だ。一言でいえば、「多すぎる富は、自国内での面倒を招く」ということ。これは第二次世界大戦当時、多くの米兵を受け入れた英国でも起きた話。新興国が海外へ投資する時には、必ずこうした防衛行為に遭遇する。眼がくらむほどの大金と爆発寸前の欲望に、人は好感を持たないものなのだ。(翻訳・編集/AA)
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