<レコチャ広場>村上春樹が見た1994年の中国―中国

Record China    2011年11月30日(水) 18時37分

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28日、日本の小説家・村上春樹の中国版翻訳者として知られる林少華氏は、ブログエントリー「村上が見た17年前の中国」を発表した。写真は中国の鈍行列車。緑のカラーリングから「緑皮車」と呼ばれる。

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2011年11月28日、日本の小説家・村上春樹の中国版翻訳者として知られる林少華(リィン・シャオホワ)氏は、ブログエントリー「村上が見た17年前の中国」を発表した。

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旅行好きで知られる村上春樹、「世界中をめぐってみたい」と話していたが、その中にはアジアは含まれていないようだ。彼が訪れたアジアの国は中国とモンゴルだけ。それもわずか2週間だけだった。1994年6月のこの旅行については、『辺境・辺境』に収録されている。

村上春樹は当時の中国をどう描いているのか。大連発長春行きの列車に乗った村上。トイレにも行けないほど混雑している中国の列車に12時間も乗り疲労困憊したと嘆いている。また窓際の席には思わぬ災難があるとユーモラスにつづっている。中国人乗客は窓からゴミを投げ捨てるため、コントロールが乱れると窓ぎわの乗客に命中してしまうからだ。また天井に穴が空き、エレベーターの壁が外れかかっているホテルにも触れている。

これはすべて1994年の話だが、もし村上がもう一度来たならば、その目に中国はどう映るのだろうか?(翻訳・編集/KT)

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