麻薬密輸で拘束中のロシア女性、死刑判決から減刑か―中国

Record China    2011年12月1日(木) 6時10分

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29日、ヘロインの密輸により中国で執行猶予2年付きの死刑判決を受けたロシア人の女が減刑される可能性が高いと中国紙が報じた。写真は6月、雲南省で行われた麻薬の公開焼却。

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2011年11月29日、中国紙・参考消息(電子版)によれば、ヘロインの密輸により珠海市裁判所から執行猶予2年付きの死刑判決を受けたロシア人の女(1973年生まれ)が減刑される可能性が高いことを、在広州ロシア総領事館が明らかにした。

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死刑判決を受けた女について、総領事館の関係者は「もし態度が良ければ、2年後には刑期が無期懲役あるいは15〜20年の服役刑に減刑されるだろう」と話し、そうなれば中国とロシアの間で結ばれている服役囚交換協定に従って、女の身柄はロシア側に引き渡されることになるとした。

女はハバロフスク出身で、マカオ特別行政区からヘロイン2kgを中国本土に持ち込もうとして逮捕され、死刑判決は11月23日に下された。10日間の上訴期間が認められているが、上訴しても過去の判例から勝訴する可能性は低いという。

なお、中国では50g以上の麻薬密輸は死刑となる。(翻訳・編集/岡田)

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