日本の超リアルな女性ロボット、間もなくニュースキャスターとしてデビュー?―シンガポール紙

Record China    2018年2月3日(土) 22時20分

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2日、シンガポール紙・聯合早報は、超リアルな日本の女性アンドロイドERICAが、4月にニュースキャスターとしてデビューするかもしれないと報じた。資料写真。

2018年2月2日、シンガポール紙・聯合早報は、超リアルな日本の女性アンドロイドERICAが、4月にニュースキャスターとしてデビューするかもしれないと報じた。

記事は「ERICAは23歳の女性として設計されており、精緻な顔立ちとシリコン製の皮膚、14の赤外線センサーによる目を持ち、生き生きとした表情を作るほかに、空間内にいる人の位置と顔を識別することができる。また、世界最先端の人工知能対話システムを搭載しており、マイクやセンサーから収集した情報を通じて相手の声や動作を感知し、流暢に会話を行う事ができる。両腕や両脚は動かせないが、好奇心に満ちており、人との交流を望み、ジョークまで飛ばせるという」と紹介した。

そして「ニュースキャスターには流ちょうなスピーキング能力とともにフレキシブルな対応力が必要とされるが、ロボットに務まるのだろうか。この点について、ERICAの設計者である大阪大学の石黒浩教授は自信満々だ。今のところ、キャスターとしての具体的な内容や、どのテレビ局のどの番組に起用されるかなどはわかっていない。わかっているのは、開発チームがAI技術を用い、人類が用意したニュース原稿をERICAに読ませるということだ」と伝えている。

記事によれば、人工知能技術をニュース番組に用いる試みは過去にもあり、2015年にはマイクロソフトが開発したチャットボット「小冰」が中国の東方衛星テレビでお天気キャスターとしてデビューしたという。(翻訳・編集/川尻

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