中ロが団結すれば米国は「悪夢」に陥る―ロシアメディア

Record China    2011年12月6日(火) 10時4分

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1日、中国とロシアが団結すれば米国は悪夢に陥るとロシアメディアが報じた。写真は任務終了を間近に控えた中ロ国境警備隊。

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2011年12月1日、中国紙・環球時報は11月27日付ロシアメディアの報道を引用し、中国とロシアが団結すれば米国は悪夢に陥ると報じた。以下はその内容。

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米国人は中国とロシアの団結を恐れている。そのため、戦後の歴代大統領はいずれも両国との正面衝突を避けてきた。現在、中国は経済リーダーとして台頭し、米国は徐々に影響力を失っている。だが、それでも米国は照準器の割れ目から中国を注視することを忘れていない。米国が自国の深刻な経済危機から国民の目をそらすため、中国に戦争を仕掛ける可能性が高いと指摘するアナリストもいる。

しかも、すでにその前哨戦ともいうべき行動に出ている。民族分裂勢力が潜む中国新疆ウイグル自治区やチベット自治区では故意に緊張状態を作り出す外国勢力が後を絶たない。その目的はもちろん中国情勢を不安定に陥れるためだ。米国はそれだけでなく台湾を自らの「不沈空母」と位置付け、堂々と「台湾独立派」への支持を表明している。

これに対し、中国は何度も「平和的な方法による解決」を呼び掛けているのに、米メディアは一貫して「中国人民解放軍はそのうち台湾に攻撃を仕掛ける」と吹聴、その際には台湾支持に回るとまで公言している。これは完全に中国に対する挑発行為だ。米国は最近アジア回帰の方針を示し、中国を抑え込む政策を取り始めている。

中国はロシアの戦略的パートナー。ロシアにとってアジア太平洋地域は非常に重要である。米国がこの地域に新たな拠点を築いたり、ロシア国境付近にミサイル防衛(MD)を配備したりすれば、ロシアの安全が脅かされる。中国とロシアはともに米国の圧力を受けている仲だ。それに対し、別々に対処するという方法もあるが、手を携えて立ち向かう方がより力が強くなることは過去の経験から十分に分かっている。(翻訳・編集/NN)

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