アジア系の子供たち、日本の小中学校で差別―露メディア

Record China    2011年12月5日(月) 16時47分

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2日、露イズベスチヤ紙は、日本の小中学校でフィリピンや韓国などアジア系混血児童の差別が深刻化していると伝えた。資料写真。

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2011年12月2日、露イズベスチヤ紙は「日本の小中学校で、アジア系混血児童の差別が深刻化している」と伝えた。以下はその概要。

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毎朝車で家を出る時、記者はいつも同じ光景を目にする。一見してフィリピン系と分かる8歳ぐらいの男の子が、いやいや一人で登校する光景を。そばを日本人の子供たちが声を上げ、楽しそうに通る。男の子は笑いもせず、道端の石ころを拾って遊びながら、わざと学校へ行くのを遅らせているかに見える。彼は勉強が嫌いなわけではないのだろう。日本で学校に通う混血の子供がいじめに遭うケースは多い。

ある韓国系の女の子は「同級生のいじめは日常茶飯事。特に女子の間では。混血の女の子が日本人の男の子に笑いかけただけで、いじめのターゲットになる。トイレに連れて行かれて、ぶたれるの」という。対照的に欧米系の混血児には、体格的にも劣るからか、日本の子たちは黙って嫌うだけ。標的になるのはアジア系の子供たちだ。

和を尊ぶ日本人がなぜ、アジア系の子たちをいじめるのか。答えは恐らく歴史的な経緯にある。日本人は元来自分たちを「アジアの一等民族」と考える。武士道精神と武力覇権を誇った時代は過去になったのに、民族主義は残っている。しかし国際結婚が増えるにつれ、このような感情も徐々に消えていくのだろう。(翻訳・編集/AA)

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