Record China 2018年2月6日(火) 1時10分
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4日、環球時報の微博アカウントは「子どもたちは実は哲学者なのだ」と題し、日本のあるCM動画を紹介した。資料写真。
2018年2月4日、環球時報の微博アカウントは「子どもたちは実は哲学者なのだ」と題し、日本のあるCM動画を紹介した。
紹介されたのは琉球銀行のCM「こどもと哲学」。CMでは小学校低学年くらいの子どもたちに、さまざまな質問を投げかけている。「幸せってなんだろう」という質問には、「自分のやりたいことができる」「お母さんと自転車に乗れる」などの回答が。「大人ってなんだろう」という問いには、「赤ちゃんを産む人」「背が高くて、優しくて、頭が良い人」「子どもの憧れ」、「子どもってなんだろう」という問いには、「勉強したり、学校行ったり、ご飯食べたりする」「元気でおっちょこちょい」といった回答が出た。
また、「自由ってなんだろう」という問いには、「宿題があまりなくて、ずっと遊ぶこと」、「生きるってなんだろう」という問いには、「人が人を支え合うこと」「しゃべったり、動いたり、息をしたりすること」、「戦争ってなんだろう」という問いには、「爆弾が落ちてくる?」「けんかが起こるとどんどん悪くなってきて、戦いになる」、「愛ってなんだろう」という問いには、「好きな人を大切にすること」「寝ていて家族とギューしている時が好き」など、子どもたちが自分で考え、自分の言葉で回答している。
環球時報は、「心に響くこの日本のCMは、子どもたちが自らの理解をもとに幸福や愛、大人、子どもといった抽象的なものを定義している。子どもと哲学との関係は、われわれが想像しているよりも奥深いかもしれない」とコメントを添えて紹介している。
中国のネットユーザーからは「確かに(子どもたちの)言う通りだ」「子どもの言うことは本当の話ばかり」「生きるとは、人が支え合うこと…ああ、忘れてたな」「純粋無垢な発想こそ人の心を打つよね」「子どもたちの心には雑念が少ないから、物事の本質が見える」「最後の答えを見たら、泣きそうになった」といったコメントが寄せられた。
また、「大人たちよ、覚えてるか?子どものころに最も嫌いだった大人、最もなりたかった大人の姿を」「大人は利害でしか物事を考えられない。子どもこそ、善悪をわきまえている」と、大人と子どもの違いに言及するコメントも少なくなかった。(翻訳・編集/川尻)
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