2011年12月2日、英紙フィナンシャル・タイムズは、中国のクリスマス商戦に関する記事を掲載した。新華ネットの報道。

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中国でクリスマスオーナメントを製造する業界は、主要な輸出相手である欧米の経済不振を国内販売によって払拭しようと促進に力を入れている。クリスマスプレゼントは中国小売業にとって、営業手段としての役割を強めているという。

ここ3年来で初めて、中国製造業の活力には減退の兆しが見られだしたが、クリスマス関連の装飾品販売は国内で熱を帯びている。さらに、多くの企業が新たに参入し、クリスマス商戦はますます加熱している。

製造業の中心地・浙江省義烏市は、「クリスマスオーナメントの都」をうたい文句にしている。同市の製造業は今年度の輸出額が10％増加し、ここ3年でクリスマス装飾品の製造業者は80社から600社へ激増した。

義烏クリスマス用品業協会の陳金林（チェン・ジンリン）局長は、「クリスマスは中国の旧正月のように、貧しくてもとにかく祝う。80年代と90年代生まれの世代が成人したこともあり、クリスマスの持つ影響力は大きくなった」と話している。（翻訳・編集/内山）