Record China 2018年2月10日(土) 17時0分
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9日、韓国・聯合ニュースによると、2018平昌冬季五輪の金メダリストに授与される金メダルが実際はほぼ「純銀製」で、金の含有量が非常に少ないことが分かった。写真は平昌五輪の公式マスコット。
2018年2月9日、韓国・聯合ニュースによると、2018平昌(ピョンチャン)冬季五輪の金メダリストに授与される金メダルが実際はほぼ「純銀製」で、金の含有量が非常に少ないことが分かった。
経済専門誌「フォーブス」電子版は8日(現地時間)、重量が586グラムある平昌オリンピック金メダルの実質的な価値は570ドル(約6万2000円)と推定した。平昌オリンピック組織委員会は今大会の金メダルのうち580グラム(98.98%)はスターリングシルバーで、6グラム(1.02%)が金と説明している。フォーブスは「これはリオ五輪とソチ五輪の金メダルより少し高額な水準だがロンドン五輪の708ドル(約7万7000円)より安い」と伝えた。また、フォーブスは「もし金メダルが純金で作られたなら、最近の金の取引金額に基づくと1個あたり2万7000ドル(約300万円)程度の価値を持つ。そのため、1912年以降、純金のメダルが消えた」と説明した。
さらに、フォーブスは「100%の純銀製で構成された580グラムの銀メダルは313ドル(約3万4000円)であり、銅90%、亜鉛10%で構成された493グラムの銅メダルは金属自体の価値がほとんどない」とした。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「当然のことだが、選手たちは貴金属としてのメダルのために競っている訳ではない」「メダルを授与されること自体に価値があるのであって、メダルの貴金属としての価値は関係ない」「メダルを獲得した選手には他のものには替えられない価値がある。プライスレスだ」など、メダルの真の価値に言及する意見が多く寄せられた。
また、「1912年以前は、本物の金メダルをもらっていたのか」といった声や、「銅メダルも価値が全くないってことはないだろう」などと指摘するコメントもみられた。(翻訳・編集/三田)
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