2011年の中国人留学生、35万人に=7兆円の巨大市場―中国メディア

Record China    2011年12月15日(木) 7時20分

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13日、教育と娯楽の総合情報サイト・中国教育オンラインは、「2011年留学動向調査報告」を発表した。資料写真。

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2011年12月13日、教育と娯楽の総合情報サイト・中国教育オンラインは、「2011年留学動向調査報告」を発表した。新華ネットが伝えた。

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報告によると、2008年から2010年の留学生数はそれぞれ17万9800人、22万9300人、28万4700人で、前年同期比は24.43%、27.53%、24.16%の増加だった。2010年の増加率24%で計算すると、2011年の留学生は35万人近くなると予測される。

今年10月26日までの統計で、中国には419カ所の正規の留学仲介機構があり、中国国務院教育部が渉外監督情報網にて監督をしている。さらに12カ所の有名留学仲介機構の多くでは、留学業務が30%以上増加しているという。このデータでも分かるように、巨大な留学生数は引き続き留学経済を牽引する。2011年の留学生数を30万人と少なく見積もっても、その経済規模は600億人民元(約7兆3700億円)に及ぶという。

留学生数増加の理由には、ビザ発行の緩和や、2008年の世界金融危機後に、関連の先進国が留学ビジネスに力を入れた事が考えられる。また、多くの大学で経費が不足し、留学生の受け入れを積極的に行った事も影響している。

留学生の低年齢化が急速に発展しており、非英語圏の出身者が英語圏の大学へ入学する際の基準の一つとして用いられているTOEFLの2011年受験者のうち、18歳以下の受験生は前年よりも倍増しているという。

現在人気のある留学先は、米国、豪州、英国、カナダ、フランス、ドイツ、日本、ニュージーランド、シンガポールとなっている。(翻訳・編集/内山

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