Record China 2018年2月11日(日) 12時50分
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10日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の肥満体型についてはこれまで、ぜいたくなライフスタイルと運動不足によるものとされてきた。だが英メディアはこのほど、新しい見方を伝えている。資料写真。
2018年2月10日、米華字メディアの多維新聞によると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の肥満体型についてはこれまで、ぜいたくなライフスタイルと運動不足によるものとされてきた。だが英メディアはこのほど、新しい見方を伝えている。
英紙デイリー・スターはこのほど、ウェブサイト「北朝鮮リーダーシップ・ウオッチ」を運営しているマイケル・マッデン氏の見解として、金委員長の肥満の原因は過去に没頭していた重量挙げの練習に時間を割くことができなくなったためだと伝えた。
マッデン氏によると、金委員長はもともとバスケットボールの愛好者だった。だがスイス留学から帰国すると、重量挙げに没頭するようになった。当時の写真の金委員長の体は壮健そのものだった。だが現在の肥満体型について、同氏は「重量挙げのトレーニングを継続できなくなったため」と指摘している。
デイリー・スターは約1年前にも金委員長の肥満原因について報じている。脱北するまで政府の宣伝活動に関わっていたというJang Jin-sung氏は同紙の取材に対し、正恩氏が自らを肥満体型に「改善」したのは父や祖父に似せるためであり、後継者の筆頭候補ではなかった正恩氏は前任指導者との相似性を強調することで権力継承を合法化させる必要があったと説明しているという。(翻訳・編集/柳川)
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