2011年12月14日、中国・江蘇省徐州市豊県政府は、同県で12日に起きた小学校のスクールバス横転事故についての記者会見を開いた。チャイナフォトプレスが伝えた。

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今月12日、同県の首羨（ショウシエン）村で、小学校のスクールバスが人力三輪車を避けようとして横転し、死者15人、負傷者8人の事故が起きた。現地政府が本件に関しての記者会見を開くのは、今回で3回目だという。

現在病院で治療を受けている8人のうち2人が重傷、1人が依然重体。記者会見場で、当局の教育部門は監督不行き届きを認め、謝罪した。

同事故の影響で通学の送迎車は全面的に運行を停止し、多くの保護者はやむなく三輪車で子供の送迎を行っている。この時期は寒さが厳しく、中には布団を2枚重ねて荷台に乗る子供もいる。さらに雨の日は、その上にビニールシートをかぶせるという。

しかし、現地警察は安全面を考慮し、電動三輪車での送迎を禁止することを検討している。実際に執行されれば、子供の送迎は再び保護者の悩みの種になることだろう。（翻訳・編集/内山）