学校食堂で「下水油」が使われていた?!激怒の学生、食堂を打ち壊す―貴州省遵義市

Record China    2011年12月19日(月) 11時16分

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15日夜、貴州省遵義市仁懐市の第4中学校で、学生が学校食堂を打ち壊しする騒ぎがあった。食堂が「下水油」を使用しているとの噂が広がったことが原因となった。写真は打ち壊しのあった学校。

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2011年12月15日夜、貴州省遵義市仁懐市の第4中学校で、学生が学校食堂を打ち壊しする騒ぎがあった。食堂が「下水油」を使用しているとの噂が広がったことが原因となった。

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中国では残飯や汚水から油を回収したり、劣化した油を再利用する「下水油」が広く流通していると言われている。現在、中国警察は取り締まりに力を入れているが、大規模な製造拠点が次々と摘発されるなど、問題の深刻さは浮き彫りとなっている。

14日、第4中学校の生徒が、食堂に「下水油」が入った容器を目にしたという。噂はあっという間に学校中をかけめぐり、生徒の不満が高まった。そして15日夜の打ち壊しへとつながった。300人の学生が食堂に押しかけ、うち一部生徒が窓や机を壊すなど暴れたという。

すでに当局が事件の対応を進めており、生徒たちも落ち着きを取り戻したという。学校校長及び学生食堂を運営する外注業者には、一時職務停止の処分が言い渡されている。(翻訳・編集/KT)

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