日本企業の不正が多いのは「日本スゴい番組」を見過ぎているから?―中国メディア

Record China    2018年2月16日(金) 7時20分

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14日、中国メディアの杭州網が、最近日本企業で捏造や不正問題が多発している理由について、日本のネットユーザーの意見を紹介する記事を掲載した。資料写真。

2018年2月14日、中国メディアの杭州網は、最近、日本企業の捏造(ねつぞう)や不正問題が多発している理由について、日本のネットユーザーの意外な意見を紹介する記事を掲載した。

シチズン電子が最近、2017年6月までの7年間、中国の子会社で製造した部品166種、約130億個を日本製造と偽り、119社へ納品していたことを発表した。他にも照明器具向けの発光ダイオード(LED)部品の寿命を、実際には1000時間だった製品寿命を6000時間と改ざんしていたとも伝えられている。

記事は、ジャパンタイムズの報道を引用し、第三者機関の調査でシチズン電子は2012年から2016年の間データを改ざんしており、北米の重要な顧客を失いたくなかったというのが主な理由だったと紹介した。

今回のシチズンによる不正について、日本のネットユーザーからは「残念だ。もう日本のモラルは地に堕ちたか?改ざんしてもいずればれるという感覚がすでにない。俺たちが現役のころやってきた精神はどこに行った?」と嘆く声が寄せられているという。

また、「もともとこういう国民性だった。鉄鋼もそうだった」「日本人も日本企業も自己評価が高過ぎ。そして日本スゴい番組の見過ぎ」といった意見や、「基準厳し過ぎ、給料高過ぎ、夢なし、情熱なし。高度経済成長時代とすべてが逆。ある意味当たり前の結果」といったコメントを取り上げて紹介している。(翻訳・編集/山中)

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