Record China 2011年12月20日(火) 10時58分
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19日、北朝鮮の金正日総書記死去について、在北朝鮮中国大使館の張庭延前参事官は、金正恩氏による平穏な継承を望むとの考えを示した。写真は19日、金総書記死去のニュースを伝える中国紙。
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2011年12月19日、環球時報によると、北朝鮮の金正日総書記死去について、在北朝鮮中国大使館の張庭延(ジャン・ティンイエン)前参事官は、金正恩氏による平穏な継承を望むとの考えを示した。以下はその内容。
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金正日総書記の死はあまりにも突然だった。数年前、テレビで見た限りでは健康状態が優れないようだったが、ここ最近は幾分回復したように感じていた。それゆえに、突然の死は思いも寄らないことだった。
金正日総書記の後継者・金正恩氏は、昨年すでに継承を終えているといっても良い。従って、金正日総書記は事前にある程度の準備をしていたと考えられ、金正恩氏への平穏な継承を望んでいたと思われる。
金正恩氏はその地位に就いて(確定して)から、1年程度しか経過しておらず、しかもまだ30歳に達していないが、体制上からは継承に何の問題もない。外部からは彼の継承についていろいろな意見が聞こえてくるが、客観的に見れば、この体制問題は北朝鮮内部の決定である。従って、我々は今後、金正恩氏という若いリーダーと交渉を進めていくしかないのである。個人的には、この難しい過渡期を平和裏に乗り越えると共に、朝鮮半島情勢が安定することを希望する。
金正日総書記の死は朝鮮半島全体の発展に影響する。南北関係や東北アジア情勢がいかに発展するかが注目を集めている。韓国は状況を重視し、すでに非常警戒態勢をとっている。
中朝関係で言えば、中国の指導者は今年10月、既に金正恩氏に会っている。従って、中国の指導者層は金正恩氏の地位を何らかの程度において承認しているのだろうと個人的には考えている。金正日総書記の死が朝鮮半島情勢に激動をもたらさず、平和で安定的な発展へ向かうことを望んでいる。(翻訳・編集/HA)
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