<金正日総書記死去>外国人は入国禁止、娯楽イベントはすべて中止に―北朝鮮メディア

Record China    2011年12月20日(火) 9時53分

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19日、金正日総書記の死去を受け、平壌市内は悲しみのムードに包まれている。北朝鮮では娯楽イベントがすべて中止され、外国代表団の弔問を謝絶、外国人の入国を禁止する措置を取っている。写真は金総書記の死をいたみ、号泣する平壌市民。

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2011年12月19日、金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去を受け、平壌市内は悲しみのムードに包まれている。市民は街に飾られた金正日総書記の肖像画に集まってその死をいたみ、金日成総合大学の学生たちもキャンパスや寮内で跪いて号泣している。現在北朝鮮は外国代表団の弔問を謝絶、外国人の入国を禁止する措置を取っている。環球網が伝えた。

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平壌市内の店はほとんどが閉められ、人々は金正日総書記の肖像画付近に集結しているが、遺体が安置されている錦綉山(クムスサン)記念宮殿付近の道路が封鎖されているのみで秩序は良好に保たれている。

急遽組織された国家葬儀委員会の発表によると、12月17日から29日を追悼期間とし、29日には「中央追悼大会」が行われ、3分間の黙祷、全列車、船舶が一斉に汽笛を鳴らす。追悼期間中は全国で半旗が掲げられ、歌やダンスなどの娯楽イベントはすべて中止される。

権力の移行体制について、環球網の周之然記者は「昨年10月から表舞台に姿を現した金正恩(キム・ジョンウン)氏は金正日総書記の視察に複数回随行しており、政務には精通している。北朝鮮メディアも同氏を『主体革命の後継者』、『卓越した指導者』と賞賛している」と伝え、権力の移行は比較的スムーズに進むと分析している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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