2018年2月16日、平昌五輪・フィギュアスケート男子ショートプログラム（SP）でけがの影響が心配された羽生結弦が素晴らしい演技を見せたことに、中国のファンが大興奮している。

五輪2連覇がかかる羽生はこの日、25番目の滑走だった。中国中央テレビ（CCTV）は中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に羽生の動画を掲載し、「ショパンの優美なメロディーに合わせて羽生は再び銀盤でパーフェクトな演技を披露してみせた」と解説。SPの結果は111．68をマークした羽生が首位となり、2位はスペインのハビエル・フェルナンデス（107．58）。3位以下は団体戦で男子SP1位となった宇野昌磨（104．17）、中国の金博洋（ジン・ボーヤン、103．32）が続いた。

中国でも羽生は絶大な注目度を誇り、微博の検索キーワードランキングでは「羽生結弦、111．68」が演技終了からわずか1時間足らずでトップ10に急浮上。ネット上には「王者が帰って来た」「美しすぎる」「本当にパーフェクト。彼が日本人だということを忘れちゃった」などのコメントが続々と寄せられている。（翻訳・編集/野谷）