<金正日総書記死去>ポスト金正日体制の北朝鮮は不確定要素に満ちている―SP華字紙

Record China    2011年12月21日(水) 12時10分

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20日、北朝鮮の最高指導者・金正日(キム・ジョンイル)氏が列車で視察に赴いている途中に心臓の発作で急死したことを受け、シンガポール華字紙は、同氏の存在がなくなったことで北朝鮮は不確定要素に満ちていると報じた。写真は7月、北朝鮮の中朝国境の町、新義州。

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2011年12月20日、シンガポールの華字紙・聯合早報によれば、17日、北朝鮮の最高指導者・金正日(キム・ジョンイル)氏が列車で視察に赴いている途中に心臓の発作で急死したが、同氏の存在がなくなったことで北朝鮮は不確定要素に満ちていると報じた。

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記事は、金正日氏の死はいくつかの変化のきっかけになり得るとし、そのひとつとしてアラブ諸国で発生した反政府・抗議活動のような「ピョンヤンの春」が起きる可能性をあげているが、後継者として指名された金正恩(キム・ジョンウン)氏の人柄や統治能力についてはほぼ不明であり、今後の動向はすべてを予測できるものではないとしている。

金正恩氏はまだ30歳にもならない若さであり、権力の委譲が順調に運んだとしても、今後、晩年の金正日氏とは異なった行動をとる可能性も高く、世界はこれまで以上に予測のつかない北朝鮮動向に直面することになる。だが、それでも新たな指導者が立ったことは変化のきっかけとして期待すべきであろうと、記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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