Record China 2018年2月19日(月) 12時40分
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18日、中国新聞網は、イランで墜落事故を起こした飛行機が、3年前に台湾で起きたトランスアジア航空機事故と同じ機種だったと報じた。写真はATR72。
2018年2月18日、中国新聞網は、イランで墜落事故を起こした飛行機が、3年前に台湾で起きたトランスアジア航空機事故と同じ機種だったと報じた。
外国メディアの報道によれば18日午前、イランの首都テヘランから620キロメートル離れた山岳地帯に、アセマン航空の国内線旅客機が墜落した。旅客機はテヘランから南部のヤスジに向けての離陸中にレーダーから消え、ヤスジ付近にある山岳地帯に落ちたとみられる。乗員乗客数はメディアによって幅があり、50〜66人とされているが全員犠牲になった可能性が高いとのことだ。
記事は、事故機についてフランスとイタリアの合弁メーカーATRが製造したATR72型双発プロペラ機であると紹介。同機は座席数は50〜74席で、1988年に初飛行して翌年から旅客機運用が始まった。2014年末現在で754機が納品され、現在90余りの国が同機種を使用している。
記事は、同機種の安全性は決して良好ではなく、世界でこれまでに少なくとも10機が墜落しているとした。そして、15年2月4日に台湾の台北から離陸直後に川へ墜落して乗客乗員58人中43人が死亡したトランスアジア航空機墜落事故も、同じATR72型機によるものだったと伝えた。
また、長年の国際的な制裁による影響でイランの商用旅客機は老朽化が進んでおり、近年航空事故が頻発しているとの分析も併せて紹介している。(翻訳・編集/川尻)
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