2011年12月24日午前9時ごろ（現地時間）、中国・雲南省文山チワン族ミャオ族自治州広南県で中学生12人を含む14人を乗せたワゴン車が高さ200mあまりの崖から転落した。雲南ネットが伝えた。

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事故により7人が死亡し、7人が負傷した。事故当時、車には中学生12人と運転手、途中で相乗りした1人の14人が乗っていた。40歳代の運転手は、2カ月前に免許を取ったばかりで、違法に乗り合いタクシーを運営していた。狭く曲がりくねった山道を走行中、カーブで対向車を避けようとした際の運転ミスによるものとみられているが、詳しい原因については現在調査中である。

同州の丘北県では、21日に通学中の小学生を乗せた馬車による交通事故が発生したばかりであった。中国新聞社の報道によると、この小学校に通う小学生の保護者は以前からスクールバスの運行を願い出ており、費用も保護者側で負担する旨を申し出ていたが、学校側が拒否していたという。これに対し当局の関連部門は、「調査を進め、適切な対応をする」としている。また、周辺道路に信号機や道路標識がなかったとの指摘に対しては、「必要に応じて安全措置を行う」という。

さらに事故翌日の22日、損害賠償に関しての話し合いが終了し、犠牲者遺族は協議書にサインをしたという。事故調査はまだ進行中であったが、当局によると、これは遺族の要求によるものとのこと。（翻訳・編集/内山）