金正男氏が北京入り、中国当局が保護、葬儀出席の準備か―韓国メディア

Record China    2011年12月27日(火) 15時35分

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26日、韓国メディアは北朝鮮の金正日総書記の長男・金正男氏が滞在先のマカオから中国・北京に移動した模様だと報じた。写真は20日、金総書記の霊前を訪れた後継者の正恩氏と幹部ら。

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2011年12月26日、韓国の聯合ニュースは情報筋の話として、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム)氏が滞在先のマカオから中国・北京に移動した模様だと報じた。台湾の中央通訊社が伝えた。

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この情報筋は、金総書記が亡くなる少し前から正男氏が北京に発つまでの間に、マカオで正男氏と何度も会っているという。この情報筋によると、正男氏は現在、北京に滞在中で、中国当局の保護下に置かれている。

また、別の情報筋は「正男氏はまだ北朝鮮には戻っていない」とした上で、28日に行われる金総書記の葬儀に出席するのであれば、27日の北京発の高麗航空の定期便に乗り、平壌に向かうとの見方を示した。

記事によると、正男氏は2009年に三男の正恩(ジョンウン)氏が後継者に内定した後、マカオ、香港、北京などを行ったり来たりする生活を送っており、北朝鮮には1度も戻っていない。韓国紙・中央日報は、金総書記の死も報道で知ったと報じている。

正恩氏との確執も伝えられており、金総書記の葬儀委員会の名簿にも名前はなかった。「帰国すれば粛清」の危機も指摘される中、正男氏が葬儀に出席するかどうかに注目が集まっている。(翻訳・編集/NN)

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