<平昌五輪>失格続きの中国に待望の金メダル、「相手にも審判にもチャンス与えなかった」―中国メディア

Record China    2018年2月23日(金) 15時20分

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23日、新華社は、平昌五輪スピードスケート・ショートトラック男子500メートルで金メダルを獲得した中国の武大靖が「相手にも審判にもチャンスを与えなかった」とコメントしたことを伝えた。写真は武大靖。

2018年2月23日、新華社は、平昌五輪スピードスケート・ショートトラック男子500メートルで金メダルを獲得した中国の武大靖(ウー・ダージン)が「相手にも審判にもチャンスを与えなかった」とコメントしたことを伝えた。

中国はスピードスケート・ショートトラックを「お家芸」としているが、平昌では審判の審議による失格が相次ぎ、21日まで金メダルはゼロという状態。こうした中で迎えた22日のレースで武大靖は39秒584の世界新記録をたたき出し、見事金メダルを獲得。中国にとっては同競技として初の金メダルとなるだけでなく、大会を通して1個目となる待ちわびたメダルだ。

記事によると、レース後の取材に応じた武大靖は興奮を抑えきれない様子で「メダルはチーム全体が努力した結果。支援してくれた人たちと分かち合いたい。もしメダルを分けることができるのであれば、チームの一人一人に渡したいと思う」「全力で滑り、相手にも審判にもチャンスを与えなかった」とコメント。また、「今日は素晴らしいスタートだと思う。4年後の冬季五輪を楽しみにしている」と2022年に母国で開催される五輪に向けた意気込みを示したという。(翻訳・編集/野谷

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