Record China 2011年12月28日(水) 12時26分
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27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、シンガポール国立大学法学院の王江雨副教授のコラム「ポスト金正日の中朝関係」を掲載した。北朝鮮の改革開放を中国が促すべきだと提言している。写真は北朝鮮。
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2011年12月27日、シンガポール華字紙・聯合早報は、シンガポール国立大学法学院の王江雨副教授のコラム「ポスト金正日の中朝関係」を掲載した。以下はその内容。
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金正日総書記死去のニュースは世界的な注目を集めた。アジア各国の株価は下落。日本は危機対策グループを設立、韓国軍は緊急警戒態勢をしいた。「凡人政治」の時代を迎えた世界において、1人の死が世界中を騒がすことはまれである。
独裁者・金正日の死は今後どのような影響を与えることになるのだろうか。中国にとって北朝鮮は国家利益と国際戦略の両面から見てきわめて重要な地域であり、今後も中朝関係は維持されることになるだろう。
一方で韓国による朝鮮半島統一を避けるために金一族の独裁を支援し続けることは、中国が北朝鮮国民の恨みを買う要因ともなりかねない。人権という立場から考えても、あるいは中国の国家利益という立場から見ても、北朝鮮の国民生活を向上させる必要がある。そのためには北朝鮮の各階層に接触し、改革開放の思想を伝えていく必要がある。現在の韓国と米国の関係が参考になるだろう。(翻訳・編集/KT)
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