Record China 2018年5月11日(金) 6時30分
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豪シンクタンクが発表した「アジアパワーインデックス」で、中国は2位で日本を上回ったが、中国紙は「素直に喜べない」としている。写真は中国。
2018年5月9日、環球時報によると、豪シンクタンク・ローウィー研究所がこのほど、「アジアパワーインデックス」を発表した。
アジア太平洋地域の25カ国・地域の経済や外交、軍事、文化的影響力など8項目を100点満点で評価し、その総合得点で各国の実力を順位付けしている。1位は85ポイントの米国、2位は75.5ポイントの中国、3位42.1ポイントの日本。4位以下は41.5ポイントのインド、33.3ポイントのロシアが続いた。
中国は3位の日本を大きく上回り、1位の米国にも肉薄しているが、記事は「素直に喜べない」と指摘。中国の台頭を示すこのような報告書が発表されると、豪州や米国、英国をはじめとする欧米諸国や日本のメディアはこぞって「中国脅威論」を持ち出すからだという。
記事は「この評価と順位付けは米国やその同盟国の中国に対する警戒心を刺激することが狙いであり、アジア太平洋地域における米国の確立した利益構造を維持することが真の目的だ」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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