湖南テレビが年越し番組で盗用、責任者は「光栄でしょう?」と開き直り―中国

Record China    2012年1月4日(水) 12時26分

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3日、中国・湖南衛星テレビの年越し番組でステージの背景に使ったイラストが盗用であることが、作者の訴えで発覚した。写真は1日、新年を祝う中国各地の人々。

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2012年1月3日、中国・湖南衛星テレビの年越し番組でステージの背景に使ったイラストが盗用であることが、作者の訴えで発覚した。北京晨報が伝えた。

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盗用されたのは北京のイラストレーター、王雲飛(ワン・ユンフェイ)氏。若手女性歌手が歌っている最中、背景に映し出されたイラストが自身の作品の盗用であることを中国版ツイッターで表明し、テレビ局側に釈明を求めた。

ところが、責任者である彭宥綸(ポン・ヨウルン)氏が返した答えはこうだ。「親愛なるフェイさん、当時、あなたの作品を見てとても素敵だと思ったんです。だから、素材を使わせてもらいました。もしあなたの権利を侵害してしまったのなら本当にすみません。お金を払います。でも、ご心配なく。ステージの主役は歌手なので、あなたの作品がなくても視聴率には響きませんでしたから」。

さらに、「もし自分が同じように大勢の目に触れる場所で作品を勝手に使われたとしても、反対に光栄だと思いますが」と開き直った。これに対し、大勢のネットユーザーから批判が噴出。その後、彭氏は「徹夜続きでどうかしていた」と謝罪、王氏とも電話で報酬の支払いについて話し合いを開始したと明かした。

王氏も再びミニブログで彭氏から連絡があったことを報告。「具体的な解決策はまだ出ていないが、よほどのことがない限り訴えるようなことはしない」と話している。(翻訳・編集/NN)

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