「共産党員という身分が警戒された」企業家・黄怒波、アイスランド土地購入問題を語る―中国

Record China    2012年1月4日(水) 10時37分

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12月29日、中国の企業家・黄怒波氏は、中欧国際工商学院の教職寄贈式典に出席。昨年、世界的な注目を集めたアイスランドの土地購入問題に言及した。中国共産党員としての身分が警戒されたと分析している。写真は黄怒波氏。

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2011年12月29日、中国の企業家・黄怒波(ホワン・ヌーボー)氏は、中欧国際工商学院の教職寄贈式典に出席。昨年、世界的な注目を集めたアイスランドの土地購入問題に言及した。2012年1月3日、新華報業網が伝えた。

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昨年、黄氏はアイスランド国土の0.3%に相当するの荒野300平方キロメートルを購入する計画を発表した。一大レジャー施設を建設する構想だと説明したが、レジャー施設が成功する可能性は低く、中国政府の意を受けて北極航路をにらむ拠点とする狙いがあるのではないかとの疑念を招いた。アイスランド政府内でも買収を認めるべきかをめぐり議論が起きたが、11月25日、ヨーナスソン内務相が賛成派を押し切り、購入申請却下を決めた。

黄氏は、中国共産党中央宣伝部で働いていた経歴、中国共産党員という身分が警戒されたと話し、経済危機に見舞われ弱っている時に強力な若者が登場したことにアイスランドは恐怖を覚えたのだろうと分析した。

一方で黄氏の投資を歓迎する国は多いと話し、「アイスランド政府の翻意を待つ忍耐力はもうない。フィンランドデンマークで、中国人向けレジャー施設建設の可能性を探っている」とコメントした。(翻訳・編集/KT)

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